アプリケーションソフトの先端技術事例?

はてなActionScript3 / Flex / Apollo 勉強会を公開していたので観てみた。最初、ブラウザの動画を再生したが時々止まる。それでMP4ファイルをダウンロードしたが、ファイル名がキャッシュファイルみたいだったので、面倒だったが名前を付け替える。
約1時間と長かったがほとんど知らないことばかりだったので、それほど退屈しなかった。観て思ったのは、http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/1a2a8a84eda19e3939472340967bf169を読んだときと同じ感想。池田信夫さんのブログではGoogleの例が出ていたが、Adobeがウェブアプリの統合開発環境を整備することで開発の敷居が下がり、競争が激しくなることで、デスクトップアプリからウェブアプリへの移行が加速しそうな感じがした。動画の最後で誰かが「Adobeの力の入れようがすごいよね」と言っていたが、実際、こんなに(開発環境を提供するほど)力を入れているとは思っていなかった。Adobeはアプリケーションの未来はウェブアプリだと考えているんだと思う。
また、ウェブアプリ(?)の開発環境が整ってきたことに対して「やっとそんな感じになってきた」と言っていたのが印象に残った。マイクロソフトもウェブアプリの開発環境として.NET Frameworkなどを提供しているが、Windows以外ではいろいろ制限があるらしい。MicrosoftとしてはWindowsの優先順位を上げざるを得ないので、仕方がないのかも知れないが。

今後、デスクトップアプリ(ネットに繋がらないソフト)とウェブアプリがどう住み分けていくのかが、ますます分からなくなる。以前は軽いソフト(メール/カレンダーなど)がウェブ化していくだけだと思っていたが、重いソフト(グラフィック系とか)の移行もありそう。UNIX系だとネットワーク端末で重い処理をサーバにやらせる使い方があるが、同じ事がウェブアプリでもできそうな気がする。(Adobeが提供予定の無償ソフトはサーバボトルネックで性能が悪そう。実績積んで、有償版をだすつもりなのかも知れない。)