縁起をかつぐ国とかつがない国の国民一人あたりのGDPを比較してみる

靴ひもが切れたりすると縁起が悪い、茶柱が立つと縁起が良いと言われますが、そんなことはあるはずがないと思いながらも、何となく気になるものです。
ついこの前、Wiiみんなで投票チャンネル(世界版)で「縁起をかつぐタイプ?」というアンケートの結果が出ました。この結果とそれぞれの国の国民一人あたりのGDPを比較することで、「縁起をかつぐ」効果が確認できるはずです。たとえば、「縁起をかつぐ」効果があれば、縁起をかつぐタイプの人が多い国ほど一人当たりのGDP(一人当たりの購買力平価 (PPP) )が高いに違いありません。
国民一人あたりのGDPは、CIAのサイトの値を使っています。

  • 縁起をかつぐ人の多い国順の一人あたりのGDP比較

グラフの左側が「縁起をかつぐタイプ」と答えた人の多い国になっています(詳細は前のエントリを参照)。日本がもっとも縁起をかつぐと答えた人が多い国となっており、その他4カ国までは高いPPPとなっていますが、その他の国は全体としてPPPが低い国となっています。逆に「縁起をかつぐタイプ」と答えた人が少ない国である右側の国は全体的にPPPが高くなっています。この結果だけを見ると、縁起なんてまったく気にする必要なんてなさそうです。
逆に土地神話ニセ科学、エセ宗教、〇〇ダイエットなど非科学的、非論理的なものに騙されやすくなるといった悪影響が大きい気がします。

おまけ

本当は数年前の「占いを・・・」のアンケートでグラフ比較をしたかったのですが、一部の結果しか残していなかったため断念しました。ただ、占いを信じていく国の上位10カ国は分かっているので、それらをグラフにしてみました。一位は当然(?)日本です。

  • 占いを信じる人の多い国順の一人あたりのGDP比較