「Web2.0」を発明した功績と世間の評価のギャップ
・ITmedia Biz.ID:第2次ブラウザ大戦、始まる (1/3)
そしてそのWebの世界においてここ最近非常に流行している言葉の1つが、ご存知「Web2.0」である。ティム・オライリーが2年ほど前に提唱したこの言葉は、世界中のWebビジネスを大きく震撼させている。
(強調は引用者)
こういう文書は、まるでティム・オライリーがWeb2.0という言葉を考えたかのような誤解を与えると思う。確かにティム・オライリーはいろいろ解説記事を書いているので提唱しているというのもウソではない。
だが、Wikipediaによると「この用語は、オライリーメディア社の Dale Dougherty が作ったもの」とのこと。「Web2.0」という言葉は今後も使われ続けるだろうし、ティム・オライリーも「Web2.0」という言葉とともに歴史に名を残すのかも知れないが、Dale Doughertyは人々の記憶ではなく百科事典の中だけにひっそりと記憶されるのだろう。世の中不公平だと思えてならない。