英語


債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら−英語


小学校の頃に観たたぶんコーヒーのCMで、外国人が「ノー・サンキュー」と言い、字幕で「けっこう」と出たのを観て、「ノー」+「サンキュー」=「けっこう」かと一人、感心したのを今でも憶えている。
たぶん、これが英語に興味を持った最初だと思う。
その後、パソコンに興味を持ち、カシオのおもちゃパソコン「楽ガキ」でBASICを憶えて簡単なゲームとかも作れるようになると、この調子で英語も早く覚えたいなぁーとか考えながら、中学入学をワクワクしながら待っていた。
で、実際には待ちきれずにいとこから英語の教科書(Hello, Taro.とかで始まるやつ)を借り、手帳大の英和・和英辞書を買い、独学を試みたが、結局、さっぱり分からず、うまくいかなかった。


で、中学に入学して、いざ、英語の授業が始まってみると、最初の授業の半分の時間がすぎたくらいで何かが違う気がしてきて、数回の授業で、完全に期待が裏切られたことが分かった。
そして、高校に入学する頃には、嫌いな科目の筆頭に英語が2位以下を大きく引き離して、上り詰めていた。
黒板の文字をノートに写したり、意味も分からずカタカナ英語で教科書を読んだり、練習問題の穴埋めをしたり、構文解析をしたり、そんなことは全く望んでいない。


本屋に行けば、棚に英語学習のための本がたくさん並んでいる。
そう、たくさん、数え切れないほど。
「英語脳」「前から読め」「勉強するな」、、、、
どれを読めばいいのかさっぱり分からない。


TVでは英会話学校のCMが頻繁に流れている。
”ウサギ”と英語とどういう関係があるんだろう。


それでも、日本人の多く人は英語(英会話)を学びたいと思っているから、本は売れるし英会話学校は儲かるんだろうけど、文部科学省の人たちはこの現状をどう考えているんだろう。
学校での英語教育がちゃんと機能していないから、こういう状況になっているという認識はあるんだろうか。
前に日本の英語教育は、英語ができない教師が英語を教えるためにできていると、聞いたことがある。
ただ、それでは、まともな英語教育にならないのは、当然だろう。
野球のできない人から野球を教えられても上達は望めないし、英語もそういう類のモノだと思う。
英語は知識ではなく、スキル(技能)だろう。


債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら−英語

もし本気で教育(英語教育を含めて)を変えたいのであれば・・・

教師をライセンス制度にして5年に一度ライセンスを更新させることで劣悪な教師を解雇する。
TOEICで900点もとれないような劣悪な英語教師は即刻首。
一方で教師の最低給与を2000万円程度保証する。これで優秀な人材を確保する。 10年以上の社会経験のある人間にはより簡素な試験によって教師登用の道をつくる。 などなど・・・・


文部科学省の人達は日本人が英語が苦手な原因を、学ぶ時期が遅いからと思っているのだろうか。
学習時期が遅すぎるなら小学校から〜という対策も分からなくもないが、それは大きな間違いだろう。
そんなことをして、国語の能力が下がるかどうか分からないが、たぶん、英語の嫌いな小学生が大量に生まれることは確かだろう。
自分の経験で言えば、英語の教師で外国人と普通に話をできていたのは、大学になってからだ。
高校の時、熱心な英語の先生が外国人を連れてきたりしたことがあったが、カタコトの英語で一生懸命、コミュニケーションをしていたような気がする。
もし、本当に英語のレベルを上げたいなら、教師を変えるしかないんだろうな〜。


で、今でも英語を覚えるというか使えるようになりたい、TOIEC:300点程度の私はどうしているかというと、時間を見つけては、「アメリカ口語教本」を見て、CDからテープにダビングしたのを聞きながら、一人、ブツブツ対話練習を繰り返していたりする。



アメリカ口語教本 (入門用)
W.L.クラーク
研究社出版 (1984/01)
売り上げランキング: 29,725