下流インテリの増加は先進国共通の問題か

フランス「下流インテリ」たちの現実

この集団の特徴は、「上層の社会階層の出身であるか、あるいは『上流』階級に属する『象徴資本』を獲得したにもかかわらず、労働条件と収入の面では下層の社会階層と変わらない」ということだ。彼らのような層の出現は予測可能なことだった。1999年に行われた国勢調査では、高等教育の学位を持つ者の割合は、60歳以上で7.8%であるのに対し、25-30歳では38.2%に増えていたからだ。

フランスで高学歴なフリーターが増えているという記事。
その理由を高学歴な若者の増加だとしている。
日本でもお金があればどこかの大学に入れるだろうから、大学卒業が会社の入社資格にならなくなっているんだろうと思う。
社会が豊かになれば、必然的に高学歴化なるので、先進国ならどこでも同じ様な状況になるとも思う。
その場合、就職できる人とできない人の差はなんだろう。
逆に企業としたらどういう基準で選べばよい?


この記事では文系の人達に絞っているようで、下流インテリの人達は皆、新聞や出版社への就職を希望している。
で、思うのだが、訴えたい主義主張があるのなら、ブログを書けば良いのでは?
内容が世間に受け入れられて有名になれば、雑誌社にお金を貰って記事を投稿してもいいだろうし、本を出版してもいいかもしれない。
ブログで受け入れられないなら、「才能無いんだから止めた方がいい」と思うのは冷たいんだろうな。


また、ネットが浸透していくだろうこの先、出版界に就職するということは、大変だろうと思う反面、エキサイティングかとも思う。