世界全体でみるとあまり変わらないDSとPSPの出荷台数

『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』画面写真公開! / ファミ通.com

ドラクエの最新作が携帯ゲーム機で出ると言われると、初代ドラクエをやった世代としては感慨深いものを感じてしまう。更にネットワーク対応だという。FF XIやモンスターハンターディアブロみたいな感じだろうか。

DSにしたのはハードの出荷台数が多いからなのかと漠然と思ったが、ちょっと調べてみた。

 H/W   日本   北米   欧州他   合計 
DS 1,152 751 779 2,682
PSP 537 957 800 2,294
PS2 2,399 4,486 4,240 11,125

(単位は百万台)
*DSデータは、「平成19年3月期 中間決算短信(PDF)」を参照。06/10/26発表資料。
PSPデータは、「PSP®「プレイステーション・ポータブル」ハードウェア累計生産出荷台数」を参照。06/09/30時点のデータ。
PS2データは、「“PlayStation 2”ハードウェア累計生産出荷台数」を参照。06/09/30時点のデータ。
*「PSP/PS2の日本のデータは、アジアを含む。」とのこと。
*厳密には、ソースを参照。

日本にいるとDS人気が圧倒的のように感じるし、事実、PSPの約2倍のDSが売れているが、北米/欧州でみるとほぼ互角となっている。結構、意外な感じ。ドラクエのメイン市場は日本だろうからドラクエはDS版を出した方が売れるだろう。
単純にプラットフォームの数だけで考えるなら、従来と同じPS2で出した方が無難だし数も出そうな気がするが、堀井雄二氏の「僕自身これまでいろいろなインタビューでネットワークゲームに興味があると話してきました」というのが本心なのかも知れない。PS2もネットワーク対応だが確かに敷居が高い。XBOX360はOS?自体がネットワーク前提で作られているが、やはりいろいろな意味(料金とか)で敷居が高いと思ったのだろう。言われてみれば、ネットワークゲーム環境としてDSは、無料で気軽に使えるという点で最適なのかもしれない。

それにしても、ゲームをやってみたいと思ったのは本当に久々な感じがする。ドラクエ発売直後は、電車の中はDSだらけになるかも知れない。(ちょっと怖いかも。)