iPhoneは「パラダイス鎖国」の黒船となれるか

池田信夫 blog 日本でiPhoneが使えるようにする方法

池田信夫さんがブログで、日本国内で携帯電話の事実上の世界標準GSMを使えるようになる可能性について書かれていた。どうもGSM用の帯域に空きがあるので技術的にはできるらしい。ただ、技術的に可能でそれがユーザーの利益になるとしても、サービス提供側のやる気がなければ実現しない。やはり、ソフトバンクのがんばりに期待するしかないのだろうか。
もし、本当にソフトバンクiPhoneを提供するなら、ゴールドとかホワイトとか小細工せずに、普通のサービスを提供して欲しい。

なお、以前、ワールドビジネスサテライト(WBS)でソニーに出井さんが、国内の規格がPDCだったから日本の携帯電話メーカーは世界で勝負できなかったというような事を言っていたが、本当にそう思っているなら勝負を捨てないで日本でGSMのサービスを始められるように関係者に働きかけて欲しいと思う。

うつせみ日記−日経新聞 論説委員 関口和一「日本のモノはあまりにもスペック、性能が良いがために日本の製品が海外で売れないという問題がある。」

小谷:国内標準による産業界への打撃がこんなに大きなモノとは思いませんでしたね。

出井:まあ、結果的にこうなったんですね。

   日本メーカー10社かかっても海外メーカー一社に敵わない。

   PCの間違い、電話の間違いというのは2,3回目は許されない。