据置タイプのゲーム機戦争について
最近、ゲーム関連会社の2007年度決算等が記事になっているが、いまいち面白くない。
今の状況は1年以上前にFIFTH EDITIONさんが書かれていた通りになっているように見える。
- ゲーム業界の問題点について - FIFTH EDITION
- ゲーム業界のイノベーションのジレンマ - FIFTH EDITION
- 据置ゲームがこの世の地獄から生還するためにせねばならない事 - FIFTH EDITION
ゲーム業界が抱える問題点とイノベーションのジレンマ。PS3向けソフトの不足と遅延はこれが原因だろう。SCEは広告キャンペーンぐらいしか打つ手がないのかも知れない。
対する任天堂はイノベーションのジレンマに陥らない新しい試みを次々と打ち出している。WiiFit、Wiiウェア、日本国内向けFPS。特にWiiウェアはサードパーティに配慮して後から有料課金モデルを追加する辺り、積極的にサードパーティを取り込もうという意志が伺える。
また、以前から任天堂プラットフォームではサードパーティのソフトは売れないという批判が多かったが、先日の決算発表時に明確に否定していた。Wiiでサードパーティソフトが売れていないのは日本国内だけとのこと。