借金国家と預金国家、どちらが健全なのか

平均して年収の3倍もの借金を国民が負う米国と1500兆円もの個人預金を有する日本

借金国家と預金国家ではゼロ金利政策の意味は国民の立場からすると正反対 - 木走日記

年収の3倍もの借金を抱えながら更にまた借金でモノを購入することなど日本の常識からすれば考えられない。
2ちゃんねるのスレ「【社会】「4年働いて手取り25万、貯金ゼロ。解雇で寮を追い出されたら生活できない!」派遣社員の男性が三菱ふそう前で抗議★12」でも手取り25万円の派遣社員が貯金ゼロであることに対して多くの批判が書かれている。

12 名前: 名無しさん@九周年 Mail: 投稿日: 2008/12/23(火) 20:05:58 ID: G0EY2zM70
貯金ゼロってww
恨むなら自分を恨めよwww


13 名前: 名無しさん@九周年  Mail: sage 投稿日: 2008/12/23(火) 20:06:01 ID: u2lMqUSF0
独身で寮住まいで手取り25あって貯金できないんだから終わってるな
朝鮮に送金でもしてるんだろうか?


19 名前: 名無しさん@九周年 Mail: 投稿日: 2008/12/23(火) 20:09:13 ID: IQO8pDMN0
さすがに捏造のような・・・

月25手取りで、まったく貯金がないって、ありえない。
派遣がこんなもの、と暗に言いたい企業サイドの記事では?

もっと悲惨さをあおりたいなら、月12万でも10万きってる派遣でも
いくらでもいるのに・・・


21 名前: 名無しさん@九周年  Mail: sage 投稿日: 2008/12/23(火) 20:09:45 ID: a88fqDKC0
アフリカとかの狩猟民族は、「貯蓄」という概念自体が無いらしいからな。


22 名前: 名無しさん@九周年 Mail: 投稿日: 2008/12/23(火) 20:10:04 ID: MIL69aCx0
貯金が0なのはどう考えても自分のせいだろw

しかし、なぜ米国人は貯蓄をせずに生活していけるのだろうか。終身雇用がまだ残っている日本でさえ先行き不安だというのに、正社員でさえ突然解雇されることが当たり前の米国で不安がないはずがないと思うのだが。もし、知っている人が教えて欲しいと思う。

ただ、昔から貯蓄は美徳と考えられているが改めて考えてみると、いいことばかりでもないことに気がつく。購入できるハズのものを我慢するというのが一つ。もう一つは、誰かの収入になるはずのものが、貯蓄されたためにその機会が失われるというデメリットがあると思う。また、日本ではお金の無い人から無理矢理お金をむしり取る「借金取り」というシステムがあるが、これは本人もしくはその身内が貯金を持っていることを前提にしたシステムのように思える。借金国家の米国でこんな事をしても儲からないだろう。



片や、不景気だと騒ぎながらも、以前より減ったとはいえ借金でモノやサービスを購入し続ける社会と、財布の口を絞り今までに溜めた貯金を崩しながら細々と生活する社会。経済活動という視点で見れば、前者の方がよっぽど健全に見える。


日本人が貯金する大きな理由の一つに、将来に対する備えという考えがある。しかし、貯金で対処できるリスクはそれほど多くはないように思えるし、国民一人一人がリスク対策として貯金をするのは余り効率的とは思えない。今回の不況やそれに伴う一斉解雇は、派遣社員にはどうすることもできない経済制度や経済活動であったり、正社員/非正社員という制度が原因なのだから、そのしわ寄せを派遣社員に負わせたり、極端な自己責任論で非難するのは間違っているように感じる。社会的なリスクは個人ではなく、やはり社会で負うべきだと思う。


広い意味でリスク対策を考えた場合、産科医療が崩壊しかけているのにまともな対策が行えない政府だったり、支払った国民年金がどこに行ったか分からなくなるような政府や、首相が二人続けて任期途中で職を投げ出す政府の方が、よっぽどリスキーな気がする。貯蓄があるから少しくらい政治家や官僚が間抜けでも大丈夫だと国民が思っているのだとしたら、その国はゆっくりと衰退していくのだろうと思う。もしくは舵取りを誤って、あっさりと没落するのかもしれないが。