「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」ファーストインプレッション

2ちゃんねるでさえアンチが出ない神ゲーと評価の高い、ゼルダの伝説 スカイウォードソードを6時間遊んだ感想を書いてみます。ストーリーは最初のダンジョンを終わったところです。

ストーリー

これまでゼルダの伝説はあまり遊んだことがなかったのでよく分からないのですが、いきなり学園生活(リンクは騎士学校の生徒)から始まったのは驚きました。さらに人間関係はまさに「ドラえもん」で、リンクはいかにもジャイアンみたいなキャラにいじめられていて、しずかちゃんのようなゼルダ(姫じゃない)に守ってもらっている状態。ジャイアン・キャラにはスネ夫みたいなのがいつもくっついています。
ただ、冒険が始まれば、リンクは剣を持ってモンスターがひしめく世界に挑むことになります。ゲームの基本的なストーリは、行方不明になったゼルダの救出と女神を中心とする世界の謎を解いていきます。

グラフィック

グラフィックはとても綺麗です。Wiiなので解像度は高くないのですが、実写ではなくアニメ調にすることで無理なく世界を描いています。イベントシーンではムービーが多用されており、実際のゲーム画面とムービーとの違和感も感じません。アイテム画面やマップへの切り替えも非常にスムーズです。

音楽とサウンド

テーマ曲含めて音楽、サウンドはとても良いです。

これはオープニング映像ですが、神話系のストーリーとオーケストラが非常に合っています。
また、攻撃が当たった時の効果音は単純な打撃音ではなく、ピアノのキーを押したような音が変化しながらするのですが、違和感がなく自然に受け入れることができました。
キャラクターボイスは、マリオのゲームのようなどこの国の言語が分からない声がします。最初はちょっとアレっと思いますが、すぐに慣れました。

ゲーム性

ゲームは面白いか、面白くないかがすべてだと思っていますが、このゲームは残念ながら面白くなかったです。率直に言うとつまらないです。
Wiiリモコン(+モーションプラス)を剣に、ヌンチャクを盾に見立てて操作するというのは、とても自然な発想ですし、Wiiリモコンを使ったメニュー選択やアイテム選択も快適です。でも、それと面白さとは別です。Wiiリモコンの特性を活かして、縦切り、横切り、斜め切りを使い分けて、敵の弱点めがけて斬りつけるのですが、爽快感がありません。たとえば、モンハンなら上手くなると敵の攻撃を読んでかわしつつ、すかさず攻撃したり、シューティングゲームなら上手くなると無駄な動きがなくなり短時間で敵を倒せるようになることで、上達を感じたりできます。しかし、このゼルダは戦闘のバリエーションが非常に限られていて面白くありません。
また、謎解きも面白くないです。謎というより、扉の鍵を開けたり通路を作ったりすることなので、いちいち嫌がらせを受けているような気がして滅入ります。こういう謎解きを面倒としか思えない自分は、ゼルダが向いていないだけなのかも知れません。

完成度

非常に丁寧に作られていて、遊んでいてストレスを感じることがないです。たとえば、ロード時間の短さや至る所での説明、行き詰まりそうになった時のサポートなど、初心者でも不安なく遊べると思います。

まとめ

いろいろなレビューサイトやブログでの感想をみると、ほとんどが高評価ばかりの状態ですが、残念ながら自分には合わなかったようです。近日中にゲーム屋に売ってくる予定です。

追記

12/4に売ったら4500円でした。結構高値で売れたので良かったです。