本のサイズ
この記事を書いたときに本のサイズについて調べたので、備忘録として残しておきます。
本のサイズ(判型)一覧
- A4判210mm×297mm
雑誌など
- A5判148mm×210mm
4〜5千円の高い本
「虚数 (スタニスワフ レム (著))」もこのサイズ
- A6判(文庫版) 105mm×148mm
一般的な文庫本
- B5判 176mm×250mm
- B6判 125mm×176mm
- B40判(新書判) 105×173mm
一般的な新書、ノベルズなど
「ウェブ進化論」はこのサイズ
- その他
「CM化するニッポン」は128×188mm
「神々の沈黙(ジュリアン ジェインズ (著))」は19 x 13cm
背景
ウィキペディア(Wikipedia)によると、1929年に決定された日本標準規格に基づく用紙規格規則が1940年11月7日に告示され、翌1941年1月1日付で施行されたにより、書籍の判型は、A4、A5、A6、B5、B6に限られました。
それにも関わらず、書籍の判型にない新書版があるのは、分かりませんでした。
A判は、ドイツの工業院規格を日本が1929年に導入し、日本工業規格に取り入れたものである。規格の成り立ちは、全紙(A0 判)の面積を 1 m2 とし、用紙を横半分に順次裁断していっても縦横比が常に一定になるように寸法が決められた。
具体的には、縦:横が1:\sqrt{2}(白銀比)である長方形になる。面積が 1 m2 になるルート矩形(A0 判)の横の長さは \sqrt[4]{2} = 1.189207115...\approx 1.189 m であり、縦はその逆数である。
この規格は、とても合理的で利用価値の高いものであったので、のちに国際規格(ISO規格)にも取り入れられている。
会社のコピーなどでA4やA3などのサイズは知っていたのですが、A判の規格がこのようにとても合理的な決まっていることに驚きました。
B判はA判の1.5倍の大きさに決まっているそうです。
参考文献
ウィキペディア(Wikipedia)ー文庫
ウィキペディア(Wikipedia)ー新書
ウィキペディア(Wikipedia)ー紙
文庫本についての覚え書き
こちらにも本のサイズが書かれていますが、B判のサイズが違っているようです。
複数サイトとの比較からウィキペディアの内容が正しいようです。
JSAのサイトから文献をダウンロードできるようなのですが、有償(840円)でした。