嫌韓に傾いていく今日この頃

1.mumurブルログ:週刊金曜日がマンガ嫌韓流を特集 小林よしのりにマンガ嫌韓流を批判させるも、週刊金曜日も批判される

この記事のコメントから

2.Yahoo!ジオシティーズ - もう一度生まれたら、花に

この記事を読んで、更にこのコメントから以前にはてブでタイトルだけ見たことのある、以下の記事をちゃんと読んでみました。

3.韓国は『なぜ』反日か?

まず、2.の記事で「従軍慰安婦」は存在しないとして、記事及び記事に共感した人を誹謗・中傷していますが、もし相手の考えを改めさせたいのであればこういう言い方は逆効果でしょう。また、3.の記事を読めとありますが、あの分量をリンクアドレスだけ示されてもちょっと無理があると思います。

ただ、自分としてはせっかくなので3.を読んでみることにしました。

記事を読む前の考え方

  1. 日本による第二次世界大戦および太平洋戦争は、明らかに侵略戦争
  2. 南京大虐殺は存在した。
  3. 従軍慰安婦も存在した。

大航海時代以降、西欧による植民地獲得競争(陣取り競争)により、アフリカ(ベルリン会議参照)、西アジア、東南アジアの国々が次々と植民地化されていった。世界規模での白人による有色人種の支配である。その流れの中で有色人種としては唯一日本だけが西欧列強と肩を並べ、日清戦争、日ロ戦争に勝利し、西欧諸国と同様に植民地政策を進めようとした。韓国併合は中国進出への足がかりとして行った。

3.の記事で気になった点

【2】韓国はなぜ反日か?

・朝鮮は貧しかった?
まず、こちらの写真をみていただきたい。日本による韓国併合前の写真だそうである。最初に見たときはねつ造ではないかと思ったが、ヨーロッパ人による紀行文書とあわせて読むと事実らしいことが分かる。
親日派のための弁明


4人の外国人が見た、韓国併合前の朝鮮
朝鮮の真実(証言集)

なお、日本の首都である江戸は人口が100万人を超え、人口では世界一とさえ言われていました。
江戸と朝鮮

これほど貧しかったのは、「そもそも、中国の属邦の中でも朝鮮の地位は最も低く、下国のなかの下国であった。」のが大きかったようです。それが韓国併合後は数十年で全く変わります。

韓国の捏造教科書。そのほんの一例
(「民間資本の投入」で検索してみてください。)


・日本はハングルの普及に努めた?
ハングルを奪った日帝
この写真を見ると朝鮮総督府がハングルの教科書を作っています。最後の写真だけなら日本語の教科書に見えなくもないですが、上から2つめの写真はどう見てもハングルのための教科書です。
3.の記事およびその他の複数のサイトではハングルは日本が普及させたことになっていますが、もしそれに反論するのであれば、ハングルで書かれた何らかの文学作品をいくつか提示すれば良いだけなので簡単でしょう。そういえば朝鮮/韓国の文化って何があるんでしょう?食べ物はキムチが有名ですが、有名な学者や作家は聞いたことがないです。


・日本は東南アジアの国々から感謝されている?
日本人の意識の中では現在でも差別はあります。例えば、アジア系を低く、白人を高く見る傾向がありますし、それによって具体的に被害にあっている人もいます。昔、テレビで日本に差別はないと言い切った芸能人がいましたが、そういう現実を見ない人をみると頭に来ます。そして差別というか人種を区別する習慣はどこの国でもあり、それを行動に移すといわゆる「差別」になります。
植民地時代、白人が有色人種より優れていることは「常識」だった。現実がそれを証明していた。日本という例外が現れるまでは。白人にとって植民地の人達は人間であって人間でなく、人間扱いされなかったらしい。またそう言う扱いをすることも「常識」だった。
3.の記事の中で日本が西欧諸国からの解放者として東南アジアの諸国、特にパラオから感謝されているのは当然といえば、当然なのかも知れない。中国や韓国からの日本占領時の訴えによって日本が占領した国全てで日本は酷いことをしたとばかり思っていた。ただ、感謝している国と憎まれている国があるとすれば、何が違うのだろう。


・太平洋戦争は侵略戦争ではなかった?
何故韓国のおかしな形の反日政策が、日韓両国民にあまりバレずに続いてるのか?

【1】『日本が戦争をしかけたわけではない(侵略戦争ではない)』
 当時アメリカは日本を仮想敵国とする計画(オレンジ計画)があり、
 初めから先に手を出させるつもりで「ハル・ノート」という脅迫的な
 最後通牒を送っている。その内容は“日本がそれまで蓄積してきた
 海外権益を放棄せよ”という宣戦布告であり、日本は防衛のために
 戦わざるを得ず、日本の戦争が正当防衛であり侵略ではないことを
 戦後アメリカ自身が認めている。

よく分からない。ここに書いてあることは本当なのだろうが、日本の軍部が侵略を考えていないとは思えない。



南京大虐殺はなかった?
何故韓国のおかしな形の反日政策が、日韓両国民にあまりバレずに続いてるのか?

南京大虐殺の嘘

 「南京戦」という一般的な局地戦があったのは史実だが
 「大虐殺」などというものは存在しない。
 南京大虐殺とは東京裁判のために作られたフィクションである。

これって本当なのだろうか?歴史の教科書に書いてあったのに。
南京大虐殺論争 - Wikipedia
南京事件資料館
野田回想メモを検証する
上記3つの記事は南京大虐殺はあったと主張しています。最終的には当時の生存者の方の証言を信用するかしないかで結論が変わる気がしますが、どうなんでしょう。西欧の外国人記者の記録もあるらしいのでそれも探してみれば、参考になるかも知れません。


従軍慰安婦は存在しなかった?
何故韓国のおかしな形の反日政策が、日韓両国民にあまりバレずに続いてるのか?
慰安婦 - Wikipedia
Wikipediaの記事では、従軍慰安婦慰安婦=売春婦を同列に扱っている。もし、売春婦と同じ意味であれば、それこそ世界中にいたのであるから問題にならない。問題となっているのは日本軍によって強制連行され全く本人の自由がなかったこと。ただ、これ日本人である吉田清治氏の『朝鮮人慰安婦と日本人』が発端となっているらしく、この作者が後日虚偽であったことを認めたとされている。また、元従軍慰安婦だったという韓国人女性の証言もつじつまがあわないとのこと。いつもこの種の事件は結論があやふやだが、事実をめいかくにできないものだろうか。もし、「従軍慰安婦」「強制連行」もウソであるなら、逆に訴えることはできないのだろうか。


天皇家

【2】韓国はなぜ反日か?

1.天皇というのは世界で2人いる最も地位の高い者である。(もう1人はローマ法王
  エリザベス女王ですら天皇陛下と同席するときは上座を譲るし、
  アメリカ大統領であっても天皇陛下が訪れれば空港へホワイトタイで出迎える。
  ちなみに米国大統領がこの歓迎法をとるのは、天皇陛下ローマ法王・英国君主のみ。
  つまりアメリカ大統領に最敬礼させられる高位者3人のうちのひとりである。

2.日本の天皇家は、世界で最も歴史の古い王家の血脈を今に伝える文化的にも
  価値の高い存在である。英国王室のエリザベス二世が38代目、欧州最古といわれる
  デンマーク王室のマルガレーテ二世でさえ54代目だが、今上天皇は「125代目」である。

  遥か神代から続くその万世一系の血筋は、日本国の永劫の繁栄を象徴し、
  歴史に対する気高い誇りと、地球上に於いて文字通り“比類なき”重みを持つ。

  つまり日本という国は、世界有数の「先進国・経済大国」であるという肩書きと、
  世界最古・最長の「生きている歴史・伝統」を “ 同時に有する ” という
  世界的にみても『奇跡のような国』なのである。

今回の話とは直接関係ないが天皇ことが書かれていて思わず納得してしまった。富士山が世界遺産にならなかったとか白神山地がどうとかテレビで報道されますが、天皇家こそ将に人類にとって「世界遺産」にふさわしいと思いました。こんなものお金では絶対に買えませんし、失われたら二度と取り戻すことはできません。「天皇というのは世界で2人いる最も地位の高い者である。」と言われると「なんで?」と思いますが、言われてみればその通りなんですよね。天皇家の結婚式で桁外れの費用が報道されますが、それ以上の価値があるのでしょう。


天皇の一覧 - Wikipedia
天皇家の歴史がどこまで本当なのか分かりませんが、少なくとも1000年以上はあるわけで、それだけで世界有数の歴史になってしまいます。


フィナーレを迎える即位60周年記念式典
こちらはたまたま検索して見つけた記事。

記事を読んだ後の考え方

  1. 日本による第二次世界大戦および太平洋戦争は、侵略戦争ではなかったかも知れない。
  2. やはり南京大虐殺は存在したと思う。
  3. 従軍慰安婦は存在しない。


日本ではアメリカやヨーロッパ、中国、韓国については報道されるのですが、東南アジア方面のニュースは少ない気がします。このへんの比率が変われば、日本の第二次世界大戦での認識も変わっていくかも知れません。
南京大虐殺は、被害者、加害者、そして第三者の資料がそろわないと何とも言えません。ただ、今は政治問題になっているので曖昧にせずに、関係国の学者で調査をすれば良いと思うのですが、難しいのでしょうね。
従軍慰安婦問題は、裁判になるとテレビで報道されたりしますが、勝った/負けただけが強調されます。もっと事実がどうだったかを報道することはできないのでしょうか。少し前に従軍慰安婦は存在しないと発言して後から訂正した政治家がいましたが、自分が正しいと思うなら主張を曲げなければ良いと思いますよ。間違っているのが分かっていて、批判が怖くて発言を訂正するのはどちらにとっても良くないです。