あたりまえの日常を楽しむという発想

任天堂のウェブサイトにWiiFitの開発者、宮本さんに岩田社長がインタビューする記事が掲載されていました。
この記事でWiiFitの原案が本当に体重計だったことを知り、驚きました。
お風呂に入る前に体重を測ってグラフにする。ただそれだけのことが楽しいのだから、体重計がテレビに繋がって楽しくないはずがない。そんな発想でゲームを作ってしまったのだから、本当に凄い。
ピクミンのアイディアは庭いじりで思いついたそうだ。そんな話を聞くとあたりまえと思っているの日常の中にも、気をつけて探せば面白いことがゴロゴロ転がっているように思えてくる。
テレビゲームには現実逃避という一面があると思う。FF11のようなMMOをイメージすると分かりやすいが、「つまらない日常を忘れて、ゲームの中の生活を楽しもう!」という発想がその中に流れている気がする。
それに対して、WiiFitは同じテレビゲームというジャンルにありながら、「平凡な日常でもこんなに楽しむことができる」と訴えているように見える。

WiiのサイトではWiiFitの紹介ムービーが多数公開されているので、興味のある人もない人もぜひ見て欲しいと思います。