「第36回 ローザンヌ国際バレエコンクール」の感想

最初に見始めた感想は、ローザンヌ国際バレエコンクールってこんなだったっけということだった。どうも決まった振り付けを踊るだけで精一杯という感じの人が多かった気がした。後、特徴的だったのは色んな国の人が多かったこと。アメリカ、ブラジル、オーストラリア、フィリピンなど今まで見たことがなかった国の人が多かった。逆に例年多い、日本や韓国がそれぞれ一人しか出場していなかった。
全体として今回はつまらなかった気がする。ただ、日本の出場者は例年レベルが高いと思っていたのだが、今回も例外ではなく見応えがあった。テクニックとか難しいことは分からないが、見ていて飽きない、何かを感じさせるのは才能なんだろうと思う。
出場者の中で一番、上手いというか安心感があったのはスペインの人。15才だそうだが、場慣れしている感じで自分の踊りを踊っているように見えた。