今ほど子育てする女性が恵まれた時代もないと思うが

タイトル通り。もちろん今も昔も子育ては大変でしょう。ただ、昔と比べてみれば今が最も恵まれた時代と言えるのでは。昔、子供の数が多かったのは環境が良かったからではなくて、逆に貧しかったからでしょう。一般的に先進国と言われている国は子供の数が少ないですし。

出生率発展途上国で高く、先進国で低い傾向がある。

出生率 - Wikipedia

日本も昔は今と比べものにならないほど大変だったでした。明治維新後の日本を訪れたイギリス人 イザベラ・バードは次のように著書で語っています。

長男は家屋と土地を相続するものであるから、妻を自分の父の家に入れるのがふつうである。したがって彼女は姑に対して奴隷同様となる場合が多い。きびしい習慣によって、彼女は自分の親類を文字通り捨てて、彼女の「孝行」は夫の母に移される。舅は嫁を嫌う場合が多く、子供が生まれないときには、息子をそそのかして離婚させる。

日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー) P.205


あと、冒頭のエントリでは母親の方が父親より子供への想いが強いと断言していますが、父親になったことがないはずなのに、どうしてそこまで断言できるのは分かりません。個人的には人それぞれだと思います。

結論のお金を配るという考え方も分かりません。経済的に子育てが難しいのなら、育児に関するサービスを無料化するのが自然な考え方だと思います。