神舟7号打ち上げ映像の違和感
自分は素人なのでこの映像が本物なのかニセモノなのかを断言することはできないが、気になったことを書いてみようと思う。
比較映像としてかなり昔の映像だが、アポロ8号、11号、16号を並べてみる。
まず、気づいたのは以下の3点。
- アームの切り離しタイミング
- 点火タイミングと離陸までの時間
- 音
- 夜間打ち上げ
アポロではまさに離陸タイミングでアームを切り離しているが、神舟では離陸のかなり前からアームを切り離し、ロケットは自立して立っている。ニコニコのコメントによると日本のH-II型ロケットでも同様だったそうだが未確認。
次に点火タイミングと離陸までの時間。アポロはカウントダウンの「5」あたりで既に点火し離陸はもうもうとする煙の中で行われている。対して神舟は離陸時に点火、そしてすぐに離陸する。今と昔とでは技術は違うのだろうが、正直、違和感を感じる。
上記はH2Aロケット13号機だが、こちらもアポロより離陸前の炎や煙の量は圧倒的に少ないが、カウント3あたりで炎がしっかり見えている。
あと、音。アポロでは「ぶっぶっぶ・・・」という変な音がしている。逆に神舟ではとても「自然な」炎の音がしている。どちらも打ち上げ場付近の音なのだろうが、違いが気になる。
最後に打ち上げ時間。アポロもH2Aロケットも昼間に打ち上げている。今まで気にしたことは無かったが、夜間にロケットを打ち上げるという話は聞いたことがない。おそらく夜間は視界が悪いので、いろいろな意味でロケットの打ち上げには適さないように思えるのだが、なぜ、夜間に打ち上げる必要があったのだろうか。ニコニコのコメントに「特撮では夜間が多い」というのがあったが。。。
いろいろ書いたが、いかんせん、素人の浅知恵なので、ぜひ専門家のコメントを聞いてみたい。