「スクール オブ ダークネス」ファーストインプレッション

久々に当たりだったWiiウェア。面白い。現在、双子(公式には風紀委員らしい)を倒し、トータル15面+ボス3面をクリアしたところ。全部で30面以上あるとのこと。ゲームのジャンルとしては、ホラー風の味付けをしたアクションパズルゲームです。


基本的なゲームの目的は、窓ガラスをパチンコで割ったり電灯やテレビをつけて明かりで道を作って部屋の出口にたどりつくこと。そしてボス面ではボスの弱点を見つけてボスを倒すこと。ルールはとても単純なのですが、いろんな要素がからみあって一筋縄ではいかない様に作られています。
あと、プレイヤーはとてもあっさりと死んでしまいます。たとえば、リモコン+ヌンチャクで行うのですが、操作ミスで暗闇にちょっとでもはみ出したり、自分がいる場所の電灯の明かりが消えれは即アウトです。また、パチンコで的を外しても死にませんがクリア不可なので自分から闇の中につっこんでますし、部屋の電気を使いすぎてもアウトです。このゲーム自体が「死んで覚える」ことを前提としているように見えます。
クリア後にプレイ可能になるダークモードでは制限時間があるようですが、基本的には時間の制限はありません。ただ、どこかにいるプレイヤーの「彼女」から電話がかかってくることがあり、もたもたしてると電話に出ることができません。この電話に出られるかどうかでエンディングが変わるそうです。ただ、何度も同じ面を試行錯誤することになるので、いずれ操作には慣れると思います。


残念なのは、よくできたゲームなのにパッと見、内容が分からないことです。「ホラー」「パズル」という要素があるので誰でも面白いとは言えないのですが、こういうゲームが好きな人にも気づかれないことが多いように思われます。できれば、こういうゲームこそ1〜3面程度まで遊べる体験版を提供して欲しいです。


不満な点や要望は、電話の声を英語ではなく日本語吹き替えにしてほしかったことです。字幕があるので意味は分かるのですが、雰囲気というか臨場感が違ってくる気がします。あとは、周りの状況を知るために使う懐中電灯の電池の減りをもう少し遅くするか、減らないようにして欲しかったです。電池がなくなるとWiiリモコンを振って「充電する」必要があるので面倒です。


もし興味のある方は、以下の実況動画を見ればゲームの内容がだいたい分かると思います。

闇に乗っ取られた学校を節電しながら進むゲームを実況 ゲーム/動画 - ニコニコ動画