「DrawDrawPenner(どろどろぺにゃー)」が面白い

毎年、任天堂は学生向けに「ゲームセミナー」を開催しています。そのセミナーの各チームのDS作品を、今日から2週間間隔で順番に無料ダウンロード配信を始めたそうなので、早速やってみました。

今日からダウンロード可能なのはAチームの「DrawDrawPenner(どろどろぺにゃー)」と言うちょっと変わった名前のシューティングゲームです。でも、ジャンルは確かにシューティングゲームなのですが、そう呼ぶことにかなり違和感を感じます。悪い違和感ではなく、シューティングゲームの常識から大きく外れているからです。

操作はいたってシンプルで、上画面に表示される敵を下画面に「線を描く」ことで弾を作ってやっつけます。たとえば、上から下に1本の線を描くと真っ直ぐ上へ、斜め線は斜めに、曲がった線は曲線軌道を描いて、ハート型の線は・・・と、線の描き方で無限とも思えるような種類の軌跡を描いて、線が飛んでいきます。これが、ただただ単純に面白いです。ちなみに下から上へ描いた線は、下に飛んでいきます(全然、意味はないのですが)。

ストーリーというか世界観は、絵本の中の物語を舞台して、「汚れ」をドンドンやっつけていくというものです。絵も世界観と合っていて全然違和感を感じませんでした。特徴のあるステージが何種類か用意されていて、ステージごとにボスがいます。全ステージをクリアするとちゃんとエンディングやスタッフロールも用意されていました。ゲームオーバーに一度だけなりましたが、ちょっと頑張ればラスボスも倒せました。難易度はかなり低めなので、ほとんどの人はエンディングまで行けると思います。ただその後・・・ (^_^;;。

「学生でもこんな本格的なゲームが作れるんだ」なんていうゲームでは全然なく、普通に売っているゲームよりずっと面白いです。今のままでもDSiで販売してくれれば、迷わず買うレベルです。