デキビジ:ゲスト西村博之(ひろゆき) まとめ

ネットでは「勝間和代 VS ひろゆき」で盛り上がっているようですが、対談の内容自体も有意義だったと思うので自分なりにまとめ(というか要約)てみました。興味深い内容だったのに、〇〇はウソをついているとか、どっちが勝った負けたということに終始するのはもったいない気がします。なお、下記で赤字は課題提起青字は見解という意味で使っています。

ネットの匿名性編

インターネット、例えば2ちゃんねるでは鬱憤ばらしのための批判であるとか揚げ足取りであるようなスレッドもたくさんある。また、匿名は誹謗中傷を招きやすいという研究結果(出典不明)もあることから、インターネットを実名主義にすべきという意見がある。
しかし、鬱憤ばらしや揚げ足取りのコメントや誹謗中傷は教育で解決すべき問題であって、インターネットのサービス提供者の責任ではないし、インターネットに限った話でもない(居酒屋ではたくさんの人がそんな話をしている)。実名/偽名/匿名のいずれにしてもIPアドレスによりトレーサビリティは確保されているので問題はない。匿名が誹謗中傷を促進するという話については、普段、我々が名札をつけていないからといって犯罪を犯そうと考えないように、ネットで匿名が犯罪行為を促進しているとは考えにくい。
アメリカでは実名が主流と言われているが、本当に実名かどうかは分からない。また、本人特定が可能なIPアドレスを積極的に開示しているサービスは聞いたことがない。

若者の起業編

若者はもっと起業するべきという意見がある。
しかし、普通の若者は知識、経験、資金など多くの面で不足があり起業は困難一般的な起業は既存の企業に就職して職種/取引先/お客さんを連れて独立することだと思う。若者/老人に関わらず起業したい人が起業すれば良い。

幸福度編

日本は様々な幸福度調査で必ず下位におりこれを問題視する意見がある。
しかし、日本では10代で携帯電話を持ち、バイトで10万円くらいのバッグが買える。そして、女の子が夜中の12時に街を歩いていても襲われない。こういったことは世界中で日本でしか起きないことなのに、当たり前だと思っていて驚きもしない。つまり日本人は自分たちが幸せだと気付いていないだけだと思う。
経済よりも水や安全という命の問題の方が優先度は上それがクリア出来ている日本は優秀だと思うし、常に世界トップレベルで幸せでなけれならないという考え方はおかしいと思う。