米国ドラゴンクエストIXの売上は初週47,000本の大爆死

タイトルは釣りですので、あまりマジにならないでください。一度、やってみたいと思っていたのでやってみました。
スクエニの和田社長がTwitterで泣いていたので、てっきり売上の少なさで泣いていると思ったのですが、どうも嬉し泣きのようです。

(ノ_<。)ヒック..ウウ.. http://bit.ly/dcITD1

リンク先の記事はこちら。

米アマゾン売上トップ5
1.『ドラゴンクエストIX 星空の守り人
2.『マリオカートDS
3.『New スーパーマリオブラザーズ
4.『トイ・ストーリー3
5.『ゼルダの伝説 大地の汽笛


この前見たVGChatzの結果とまったく違うランキングだったので、そんな馬鹿な・・・ともう一度確認すると、やっぱり47,000本で順位は7位でした。

1 NCAA Football 11 (X360) EA Sports 227,443
2 NCAA Football 11 (PS3) EA Sports 185,156
3 Wii Sports (Wii) Nintendo 68,853
4 Crackdown 2 (X360) Microsoft 68,679
5 Wii Sports Resort (Wii) Nintendo 57,487
6 Red Dead Redemption (X360) Rockstar Games 49,635
7 Dragon Quest IX (DS) Nintendo 47,680


もしやVGChartz占いに騙されてしまったかとも思って米国Amazonのランキングも見てみました。

35. Dragon Quest IX: Sentinels of the Starry Skies by Nintendo

結果はこの通りの35位でYahoo!の記事とは全然違う結果でした。ランキングが更新されたとしても余りにも違いが大きすぎます。で、Yahoo!の記事をもう一度よく読んでみると理由が分かりました。

海外メディアが2010年7月22日からの日・米・英各国のアマゾン(Amazon.co.jpAmazon.comAmazon.co.uk)の売上データを集計したところによりますと、米・英のニンテンドーDS部門でドラゴンクエストIX 星空の守り人』が売上のトップを記録しています。

ニンテンドーDS各国アマゾントップ5(Gamasutra調べ)

・・・「ニンテンドーDS」限定のランキングだったようです。でも、記事タイトルには「米・英でも売上トップに」とあるので嘘ではないのでしょうが非常に誤解を招く表現だと思います。これってワザとやってるんでしょうか。


ちなみに米国Amazonのユーザーレビューは国内と違って「★★★★★」と非常に高評価です。


初週で200万本以上売れたけれど評価の分かれた国内と、初週はイマイチだけれど高評価の米国。スクエニさん的にはどちらが良かったのでしょう。一度、聞いてみたいものです。もちろん、海外の売上がこれから伸びる可能性もあるので、今後の動向を見守りたいと思います。

備考

もともとVGChartzにDQ9の売上が掲載された時に、今回のタイトルのようなエントリを書いてみようと思ったのですが、DQ9についてネガティブなエントリばかりを書いてもつまらないのでその時は書くのをやめました。でも、和田社長のTwitterYahoo!の紛らわしい記事を読んで心機一転書いてみることにしました。

以前も「シリーズ累計5,000万本の売上」(過去タイトルの売上と本作の内容は関係ないのでは?)、「国民的RPG」(国民的RPGって何ですか?)といった宣伝文句が理解できず、以下のネガティブなエントリを書いてしまいましたが、ドラクエシリーズには個人的にいろいろと愛着を持っています。でも、まあ、こういうエントリを書いていると誰もそうは思わないでしょうね。

ドラクエVIIIの北米売上(2010/07/28)

ソースはやはりVGChartzですが、ドラクエ8の北米売上を調べてみました。

初週:58,890本
合計:621,817本
諸週率:9.47% (58,890 / 621,817)
ドラクエ8はドラクエ9よりは初週で1万本程度多く売れ、その後も結構長く売れ続けたようです。