「DEAD OR ALIVE Dimensions」ファーストインプレッション

発売日にAmazonさんから届いていましたので、レビューを書いてみます。もともとこのゲームを買うつもりはなかったのですが、友人がこのシリーズのファンだったこともありネタのつもりで買ったら、予想外の良作で驚きました。

プレイ時間は2時間。「クロニクル」という名前のストーリーモードは2章まで終わったところです。
これまでニンテンドー3DS向けのゲームは、

と結構買って遊んでみましたが、デッドオアアライブ ディメンジョン(以下、DOA-D)が一番面白いです。
格闘ゲームを遊んだのはスーファミスト2が最初で、正直なところその頃と今とは基本的にゲームの内容は変わっていないと思います。XBOX版のDOAもやったことがありますが、女の子がたくさん出てくることを売りにしたゲームとしか思いませんでしたし、ビーチバレー(DEAD OR ALIVE Xtreme Beach Volleyball)が出た時もやっぱりそれが売りなのかと納得しました。ネットで見てもそう思っている人が多そうです。

同じ立体に見えるのなら「おっぱいの方がイイ!」という事なんでしょうか?

DOAは3Dにしては健闘してる部類ですが、DOAってタイトルからすると寂しい数字です
3Dを強調するならビーチバレーの方が良かったか??w

確かに上に書いてあることはこのゲームの売りの一つではあるんですが、普通にゲームとして面白く仕上がっています。

初心者への配慮

ストーリーに沿って話を進めるクロニクルモードというモードがあります。とりあえず買ったらこれから始めることをオススメします。チュートリアルを兼ねていてパンチやキックの出し方からコマンド入力までをゲームをしながら一通り分かります。変にチュートリアルっぽくないのが良いです。物語の背景の説明もありますし、ゲーム固有の名前には画面下に注釈が表示されます。
また、このモードに登場する敵キャラクタは非常に弱い(今のところ)ので難しくて行き詰まることはないと思います。

なお、こんな記事がありました。

このクロニクルモードは静止画が多く、確かに喋っているキャラクタの口が全く動かないのは違和感があります。でも、動画部分もちゃんとありますし、3D表示にするとかなり印象が変わりますので、直接、3DSで観てもらうのが良いと思います。

すれちがい通信

すれちがい通信で誰かの3DSとすれちがうとすれ違ったプレイヤーのキャラクタと対戦ができます。同じくらいの強さということなのでしょうが、勝てばフィギュアが貰えます。これまで一回だけすれ違ったことがありますが、無事に勝てました。
スト4 3Dのすれちがい通信はフィギュア同士の擬似対戦でしたが、DOA-Dの方が面白いです。

フィギュア、背景、撮影

クロニクルモードを進めたり、勝手にダウンロードしたりなどでフィギュアを入手できます。これはポーズや衣装の変更できないキャラクタデータなのですが、写真撮影モードがあります。いかにもDOAらしい機能です。当然、3Dです。ポーズや衣装は変えられませんが、キャラクタの向きを変えたり、カメラの位置を変えたり(3DSのジャイロ機能を使用)とかなり自由度があり楽しいです。
フィギュアの番号は4桁あり0999番までブランクがあるのですが、こういうのが好きな人はコンプリートを目指したりするのかも知れません。
残念なのはSDカード経由でPCにデータを移せそうにないことです。この辺はnintendogs+catsと同様にして欲しかったです。

インターネット対戦

フレンドか「誰か」を選んでインターネット対戦が出来ます。何度か遊んでみましたが、遅延無く遊べました。快適です。ただ、スト4 3Dと比べると試合開始までの時間が長いこと、「誰か」を選んだ場合に同じ人と続けて対戦できないことから、スト4 3Dの方がシステム的には良いと思いました。なお、フレンドがいないのでフレンド対戦はしていません。

まとめ

DOA初心者の感想としては以上です。2ちゃんねるAmazonレビューを見た感じでは、従来からのファンも楽しめる内容になっているようです。格闘ゲームの仕組み、演出、クロニクルモードが良くできているので、ゲーム好きな人ならほとんどの人が楽しめる内容になっていると思います。ですので、もし3DS本体と一緒に買うゲームを質問されたらDOAを答えるつもりです。

DOAはそろそろ本格的にゲームシステムを考え直した方がいい」という感想を見つけたので追記(2011/05/22)

格闘ゲーマーとしては物足りないとのことですが、他の方の感想もいろいろ聞いてみたいです。ただ、その辺をNintendo3DS mk2 :: 3DSソフト 評価レビューサイトに期待していたりもします。なお、ネット対戦の仕様についてはほぼ同感です。