パシフィック・リム

パシフィック・リムを見てきました。予告編が公開された時から気になっていたが、アメリカの巨大怪獣 vs 巨大ロボット映画ということで期待半分、不安半分という感じ。しかし始まった瞬間から不安は吹き飛ぶ。これぞ怪獣映画ということがビシバシ伝わってくる。

なぜ怪獣が宇宙ではなく海からやってくるのか。なぜ巨大ロボットが戦うのか。なぜ人が乗るのか。なぜ2人も必要なのか。なぜカタナ・・・。そんな無粋な疑問は頭の隅に押しやって封印してしまえばいい。
巨大ロボット、イェーガーにはそれぞれ固有の必殺技がある。さらにそれを使う時に技の名前をパイロットが叫び、派手なモーションで技を出す。負けじと怪獣も色々なモーションの大きな技出す。そのくせ、ビルを破壊するようなこれまでなら描写が困難で、ボロが出ないように誤魔化していたシーンはCGでクローズアップ。オフィスの机やイス、置物が分かるくらいまでわざとらしく描写する。

最高にバカバカしい。だがそれがイイ!

また回想シーンや過去のトラウマなどアニメや漫画の定番みたいな話も飛び出す。これは本当にどこの国の映画なのかと思えてくる。
こんなのがアメリカで受け入れられたのかと思ったら、アメリカでの興業成績はイマイチだったらしい。でも中国では評判良さそう。もし続編がでるのなら必ず見に行くと思う。