サーチ技術と本、そして世界図書館(Universal Library)

bookscanner記−本の電子化の「あちら側」
こちらのブログ(”日記”はやめたそうなので。)から以下の記事を発見。英語記事なので、機械翻訳を頼りに解読した結果をメモします。(翻訳ではないので、書いてあることは信用しないでください。。。)正直、本と本が繋がりあうという発想はありませんでした。Wikipediaやブログの状況を基準に考えればみていれば、逆にそうならない方がおかしい気がします。本に対する固定概念というか、思いこみというのは恐ろしいですね。


Kevin Kelly scan this book

Scan This Book!

一つの場所に人類の全ての知識を集めることは昔からある夢でした。たとえば、アレキサンドリアの大きな図書館は一つの試み。50万の図書。術tの本の30〜70%との推測。2000年の間、Universal Libraryは架空の夢に過ぎなかった。

グーグルの2004年12月の発表により、この夢は生き返った。

しかし、「世界図書館」とその「本」は、我々の図書館や本の概念とは異なっているでしょう。それは検索エンジンの最新の技術によるものです。

1. Scanning the Library of Libraries

1. 図書館の図書館の走査

世界図書館には、あらゆる本だけでなく、新聞、雑誌、写真、動画、ラジオ、テレビ放送、ウェブページが含まれていて、全ての人々に利用可能となるでしょう。

今まで、人間は少なくとも3200万冊の本、7億5000万の記事およびエッセイ、2500万曲の歌、5億のイメージ、500,000の映画、300万のビデオ、テレビ番組および短編映画、および1000億の公のウェブ・ページを「出版しました。」

目的は容易に利用可能なテキストを本がない開発途上の世界にまくことです。

2. What Happens When Books Connect

2. 本が接続する場合、起こること

私たちは、デジタルブックと書籍(紙媒体)の両方を使い続けるでしょう。一つの図書館のビジョンとして、個々の本は本のままとどまるというものがある。ある本を手に取ったとき、関連があったかも知れない隣の本には気づかない。

紙の本を電子化することは、最初のステップに過ぎない。本当の魔法は2ステップ目にこそある。この第二段階では、各本の中の各単語はクロスリンクされ、引用され、インデックスを付けられ、注釈され、分析され、再結合される。「個々のページは、全ての他のページを読む。」

リンクとタグは、過去50年の中で最も重要な発明かもしれない。単にウェブをブラウズするだけリンクが生まれるが、これは以前の本の世界には無かった一種の知能と言える。

ある本が世界図書館へ組み込まれれば、他の本と自動的にリンクされる。

世界図書館は、一つの非常に大規模な単一のテキストになる。世界に唯一の本。

3. Books: The Liquid Version

3. 本:液体のバージョン

世界中の本が相互に連結されると、読者の少ないために再版されなかった本が読者を見つけることができる。

現時点での世界図書館の実現のための課題は、本が不足していること。理由は、「the hegemony of the copy」。

4. The Triumph of the Copy

4. コピーの征服

印刷技術の発達により、印刷業者は創作者以上に利益を得ることができるようになった。そのため著作権という一時的(14年)な独占の権利を創作者に与えた。

図書館は安価なコピー技術と著作権による独占の免除"fair uses"により繁栄した。

創作物が無条件で著作権が適用され、私有財産化されるように法律が改正され、状況が変わった。作品をパブリックドメインに組み込むことが困難にないり企業が著作権を所有するようになった。ロビー活動により著作権の保護期間が、14→28→42→56年と延長された。

世界の図書館の全ての本の75%が著作権が不明確。15%が権利が消滅。10%はまだ、印刷されている。

5. The Moral Imperative to Scan

5. 走査するのに命令的なモラル

著作権の不明確な75%は印刷もされないし、電子化して公開することもできない。グーグルは電子化しインデックスを付けて検索可能とした。グーグルは、より多くの人々が少なくとも読み、恐らく、買うだろうという可能性を解放した。

6. The Case Against Google

6. グーグルに対する場合

グーグル案に対する反論など。

7. When Business Models Collide

7. ビジネス・モデルが衝突する場合

前世紀、安価なコピー技術により多く人が利益を得た。モーツアルトの時代、彼の曲を聞いた人はごくわずかだったが、今はレコードプレーヤーで一日中聞くことができる。

新しいデジタル技術は旧来のコピーによるビジネス・モデルと対立している。新聞や雑誌、ハリウッド、レーベルなどで創造的な仕事をしている人々は、お金をえる手段を変更しなければならないだろう。

無料のコピーが大量に流通する世界では、コピーすること自体に価値はありません。価値はコピーから別の方法(recall, annotate, personalize, edit, authenticate, display, mark, transfer and engage a work.)に移ってきている。コピーは注目を集めるためのツールに過ぎない。法律はコピー価値モデルを支持している。

8. Search Changes Everything

サーチは全てを変える

無償コピーが基本の学術論文の例。

本のデジタル化はすぐに変化を起こさないが、数百万に増加したとき個々の本の間で連携が始まる。

コピーで生計を立ている人々は、よりいっそうの努力を続けるだろう。また、法律もすぐには変わらないだろう。しかし、技術のバイアスに匹敵することはできない。

サーチ技術は分離されている本を、全ての人間にとっての知識の宝庫としての世界図書館に変換するだろう。