「ワッショイ」の起源

都議会議員初鹿あきひろ先生応援サイト)mumurブルログ:NHKと共同通信が朝鮮人の嘘を垂れ流す 「ワッショイの起源は朝鮮語のワッソ」

この話(ワッショイの起源は朝鮮語のワッソ)は知らなかったのだが、ネットでは有名なデマらしい。確かにGoogleで検索すると、韓国説と非韓国説がたくさん見つかる。しかし、ソースまで書いてあるのは少ない。いくつか解説してあるエントリーを見つけたのが、以下。どれも同じソースを参照しているようだ。
棒太郎の備暴録 radical memo by boutarou
わっしょいは「ワッソ」というのはまったくの嘘 - Jargon Blog - 楽天ブログ(Blog)
また鳥取か!「"ワッショイ"ウリナラ起源説」再び 〜日本海新聞がデンパ飛ばす〜 - 水谷まちこのSPAM大好き! - 楽天ブログ(Blog)

韓国語で「ワッソ=来た」になったのは、16世紀かららしいな。
(野平俊水/著『韓国人の日本偽史』64ページ)

野平俊水氏の『韓国人の日本偽史』で、「わっしょい」の検証を行っています。
本社から神様がお出ましになるのを知らせるために「和上同慶」と掛け声をかけながら渡御した。このときの「和上」が「わっしょい」になったとう説。また平和の和が語源で「和を背負う」が派生したという話も。と諸説あります。

上記のような答えが確からしく思えるが実際はどうなのだろう。棒太郎の備暴録さんのエントリーにはもう少し詳しい引用が掲載されている。ただ、韓国語というか朝鮮語のワッソが16世紀以降から使われたのは分かったが、日本で「ワッショイ」がいつから使われていたのかが分からないので、いまいちすっきりしない。


神田祭り 天野屋「美人御輿」(いきなり「わっしょい、わっしょい」と音が出るので注意!)

ワッショイの語源

このたびの天野屋美人御輿の掛け声は、「ワッショイ」に統一された。

最近は御輿の掛け声は、全国的に「セイヤ、ソイヤ」なり「ソイヤ、ソイヤ」が流行しているが、元々は「ワッショイ、ワッショイ」が本来の掛け声である。

ワッショイの語源は、明治期の「東京風俗志」という書物に書かれており、それによると、ワッショイとは、「和を背負う」、和をもって平和を担ぐ。「和一処」、皆がひとつになって、力を合わせる。 ひとつの目的を達成するということだという。

現在各地で主流になっている「ソイヤ」の語源は、「ワッショイ」の逆さ言葉ではないかとも言われている。
 「ワッショイ」→「ショイワッ」→「セイヤ、ソイヤ」
と大雑把でるが、変化してきたとのこと。
ワッショイよりソイヤの方がリズミカルで動きやすく現代風にあっているのではないか、と言う人もいる。

語源の解説によると、「ワッショイ」とは、大勢で重いものを担ぐ時のかけ声であり、御輿を上に持ち上げる過程で、語源が、まるで円運動を描く様に「ソイヤ」に変化していった、とある。そしてそこに、地域外の言葉、「セイヤ」が入って来て、「セイヤ、ソイヤ」も流行するようになったとのこと。

「ワッショイ」の語源については、韓国 語源説もあるが、上記の東京風俗志の話のほうが、私たち日本人には、しっくりくるように思う。

現在でも「ワッショイ」の伝統を守っている祭りもあるようで、例えば深川祭では、頑固に伝統を守って「ワッショイ、ワッショイ」だそうだ。

(強調は引用者)
ちなみに、「東京風俗志」は「近代デジタルライブラリー | 国立国会図書館」で検索すれば原文を参照できる。
少し検索してみたが、「ワッショイ」の起源として明確に言えるものはなかった。残念。

おまけ

また鳥取か!「"ワッショイ"ウリナラ起源説」再び 〜日本海新聞がデンパ飛ばす〜 - 水谷まちこのSPAM大好き! - 楽天ブログ(Blog)

大韓民国」という国名自体、記紀の「韓国(からくに)」からのパクリでしかないのでわ。

これが本当ならなかなか面白いと思うのだが、「三韓 - Wikipedia」にちなんで大韓民国にしたと思われる。