チベット弾圧反対派は聖火から離れた場所に隔離される国、日本

人間の諸活動は、人間の精神活動から生まれるものであるから、人間の内心の自由がなければ、表現の自由、その他の精神的自由、経済的自由も存立の基盤を失う。人間の内心自由は人類の持つすべての自由の基礎であり、他の自由権より厳重に守られねばならないとされている。

思想・良心の自由 - Wikipedia

日本国憲法第19条で定められた権利として、その人の思想や信条によって差別してはならないことになっていますが、実際には「チベット弾圧反対」の思想を持っている人は聖火を見ることができないという差別を受けています。

上記のライブ中継では、隔離されたチベット弾圧反対派の人たちの中から中継しています。その解説によると、チベットの旗を持ったチベット弾圧反対派の人たち(約200人)は警察の指導・誘導により、聖火ゴール時には制限を解除するとして聖火リレーのコースから離れた場所に集められたそうですが、聖火ゴール時は約束が反故にされたそうです。一方、中国支持者はいっさいの行動の制限を受けていないそうです。警察側の説明によると安全上の理由とのこと。

コレって、どう考えても憲法違反ではないかと思います。こういうことがまかり通るのであれば、例えば”安全上の理由から、与党支持者は自由に外出して良いが、野党支持者は外出してはならない”という制限もできそうです。