まんがとアニメの境界線

友人とゲームをしていて「このキャラクタの声優は○○というアニメの△△の声もやっている□□だ」みたいなことを言われた。「まんがのことはよく知らない」と言うと、「まんがじゃなくて、アニメ」と言われ、「まんがもアニメも同じでしょ」と言うと「全然違う」と言われる。
確かに狭義では、漫画は本で、アニメは動画だろう。しかし、「まんが日本昔話」は「まんが」というタイトルがついているのに動画だし、パラパラマンガも動画の一種だろう。

Wikipediaで調べてみると答えらしきモノが見つかった。

外来語である「アニメーション」(アニメ)という言葉が70年代後半に一般化する前には、アニメ作品、テレビアニメ、アニメ映画及び児童向けのドラマ(特撮作品を含む)も「漫画」「まんが」「マンガ」と呼んでいた。(例「東映まんがまつり」「まんが日本昔ばなし」など)このため中高年を中心に今でもアニメや特撮番組を漫画、あるいはテレビまんがと呼ぶ者もいる。

漫画 - Wikipedia

(強調は引用者)
なるほど、自分は中高年だったのか。。。しかし、友人の方が年上なのだが。


しかし、どうも釈然としないので、自分の頭の中を整理してみた。

まんが_本_実写

整理して自分自身で以外だったのは、「本」の中に「漫画」が入ってなかったことだった。例えば、「本を読む」と書いたり読んだりしても「漫画」は含まれない。他の人の「本を読む」には漫画も含まれるのだろうか。なんとなく「おやつにバナナは入りますか?」と似ている気がする。
また、いかにも子供向けの「トムとジェリー」や「ミッキーマウス」なんかは「まんが」と言っても違和感がないのだが、FINAL FANTASY ― ファイナルファンタジー ― (スタンダード・エディション) [DVD]のようなCG映画はどう分類して良いか分からない。特撮映画のゴジラなんかは実写に含めていい気もするが、そうするといわゆる戦隊モノも実写になるので、ちょっと迷う。しかし、戦隊モノは「まんが」じゃないと思うし。
結局、図に書いてみても釈然としないままだった。