メディアのパーソナリティ

世の中にはいろんな人がいる訳で、人が増えればそれだけ揉め事も増えるのでしょう。最近はTwitterとかSNSとか便利なツールも出てきたこともあって、ネット人口も増え、いろいろなところで軋轢が生じているのではないかと想像します。


別に新しい何かが起きている訳ではなく、これまであったことの何度目かの繰り返しにしか見えず、相変わらず人(もちろん自分もですけど)の学習能力は低いなと実感させられます。
2ちゃんねるの「使用上のお約束」には次のように書いてあります。

お約束・最低限のルールって?
他人に迷惑をかけるのはやめようということです。。。
必要以上の馴れ合いは慎しむとか、暴言や第三者を不快にする書き込みはしないとか、悪質な削除要請や自己中心的な発言はひかえるとか、どれもむずかしくないことなんだけどなぁ。
また、一般人の誹謗中傷・私生活情報暴露は禁止します。固定ハンドルさんを叩く行為も、最悪板以外の場所では禁止してます。


これは2ちゃんねるの「使用上のお約束」ですが、ネットに限らず社会生活を営む上での常識だと思います。なぜいい大人がこんな当たり前のことが守れないのでしょう。不思議ですよね。


そういう非常識な行為を行っている典型的な例がマスコミやワイドショーと思います。実家に帰省したときなどにテレビを観ると非常に不快に感じます。自分一人なら観なければ良いのでしょうが、そういうものに電波というみんなの共有リソースが使われていることを考えると二重に不快に感じます。


そんなことを考えていたら面白いものを見つけました。
【初音ミク】ねぇねぇ今どんな気持ち?【オリジナル】 - ニコニコ動画
こういう作品を観ると自分も作ってみたいと思うのですが、無理そうなのでコミPo!で描いてみました。これでもなかなか上手くできません。



さらにマスコミがどうにも不快なのは、その得体が知れないところです。ある時は「報道」だったり、またあるときは「娯楽」だったり、はたまた報道か娯楽か分からない中途半端な番組を放送したりしています。まるでオオカミ少年のようです。こういう紛らわしい情報の例で有名なものにアメリカのラジオ番組「火星人来襲」があります。テレビもアナログ放送が止まるとかなんかより、今流している番組が報道なのか娯楽なのかを明示することの方が優先順位的には上なのではないでしょうか。


ネットの場合、サイトごとに情報の提供元が基本的に決まっているので、テレビのような気持ち悪さがありません。別に嘘情報でもそれが嘘だと分かっていれば何も問題はありません。たとえば、ボーガスニュース虚構新聞のようなジョークサイトに書かれていることは事実ではありませんが、それを信じる人がいないので何も問題ありません。

ガジェット通信ロケットニュース24はアクセス数を稼げるならどんな記事でも書く、マスコミに近い性格のメディアだと思っていたのですが、違うのでしょうか。実際、以下の記事からは、話題になっているニュースの尻馬に乗ろうとする姿勢しか見えません。

ネットにジョークサイトがあるように、低俗なゴシップ記事を掲載するサイトがあってもいいし、あって当然だと思うのですが、マスコミと同じように「社会正義のために」みたいな看板を掲げて、こういう記事を書くのは紛らわしので止めて欲しいです。同じようにネットの話題をまとめて記事を書いているはてなブックマークニュースはこういう誰かを不快にするような記事を書かないでしょう。


ゲーム関連の個人ブログだとオレ的ゲーム速報@刃はちま起稿が有名ですが、変な看板は下げていないので安心して読めます。言行一致というか分かりやすいです。ガジェット通信とつながっているとか問題指摘もありますが、そういうスキャンダル含めてコンテンツだと考えれば問題ないと思います。

皆声.jpというサイトでブログランキングを公開しています。個人ブログはネットがあれば誰でも作れるので競争が激しいでしょうから、特徴のある記事をたくさん用意しないとアクセスを集められないでしょう。だからと言って人を増やせばコストも増えてしまうのでブログの広告記事だけで運営するのは本当に難しいと思います。逆に考えれば、不人気な個人ブログは淘汰されるので、著名な個人ブログはいずれいくつかのサイトに集約されるでしょうから、分かりやすく整理されていくと考えられます。