総表現社会とコピーワンス

この2つ記事から分かることは、参照可能な動画番組の強さだと思う。今はまだ著作権法上の問題もあるが、レンタルビデオ/CDが合法化されたように、動画の引用もルール化されていくのだと思う。そうでなければ、誰もが情報を発信し情報を受け取るという総表現社会とは言えない。
ところで、2011年にアナログ放送が終了する。ご存じの方も多いと思うが今、一部で始まっているデジタル放送はコピーガードが標準装備されいて原則コピーが1度しかできないか、ムーブ(移動)しかできない。もちろん一部を抜き出してYouTubeにアップすることも出来ない。

2011年まであと5年弱だが、それまでにYouTubeの様な動画メディアの共有が普及した場合(たぶん、そうなる気がするが)、人々はそういう使い方を止めておとなしくデジタル放送を観るだろうか。
産経新聞はiza(イザ!)で、一方通行の情報発信から視聴者参加型の双方向メディアへの脱却を図っている。TVだけ逆方向を向いているような気がする。専用リモコンで番組アンケートに参加することだけが双方向メディアだと勘違いしているように見える。

今のままのデジタル放送が残り、アナログ放送が無くなった場合、今以上にTV離れが進むのでしょう。