電子書籍をまとめ買いしたら悲しかった件

ニコニコ動画デッドマン・ワンダーランドというアニメが公開されています。第一話は無料で、それ以降は有料。最新は一週間無料だそうです。


観てみたら面白く、どうしても続きが気になりました。それでちょっと検索したら原作の漫画があることが分かりました。さらに「BOOK☆WALKER」という角川書店系のiPhone/iPadアプリ内で電子書籍版を買えることも分かりました。以前から、電子書籍には興味があったので、丁度良い機会だと思って購入することにしました。自炊する手間を考えれば、460円という価格も高いとは思えませんでした。

買って読んでみた印象は「快適」です。いくつか無料の電子書籍アプリを使ったことがありますが、レスポンスが悪いものが多いです(たとえば紀伊國屋書店のKinoppyとか)。ページめくりにアニメーションはいらないので、すぐに反応してくれた方がずっとうれしいです。と言うより、反応が遅いとストレスが溜まります。BOOKWALKERは機能が豊富とは言えませんが、非常にサクサク動きますし絵も綺麗です。本を読むには十分な機能です。また、漫画には見開きページがありますが、紙の本だとどうしても真ん中に隙間ができてしまいます。でも、電子書籍では「綺麗に繋がった絵」にすることができます。また、読んでいて思ったのが電子書籍のページめくりが本当に早いことです。改めて考えると、紙の本のページをめくるという動作がかなり無駄なことだったように思えてきます。

そして、9巻まで読んだところで、重要なことに気づきました。BOOKWALKERでは最新刊である10巻が販売されていないんです。最初、訳が分かりませんでしたが、BOOKWALKERでは9巻が最新刊として販売されており、書店では10巻が販売されています。なぜこんな売り方をしているのか理解できません。角川書店電子書籍を売りたくないのでしょうか。話の続きを読みたかったら電子書籍ではなく紙の本を買えと言っているんでしょうか。そうならそうと、BOOKWALKERの目立つところに、「最新刊を読みたい場合は書店かAmazonでお買い求め下さい。」と書いて欲しいものです。

こういうことがあったので、今後は電子書籍を買わないことにしました。460円x9冊=4,140円の出費は痛いですが、授業料と思って割り切ることにしました。電子書籍による読書は、購入/読書/保管の面でとても快適だと思えるだけに非常に残念です。


ちなみに、この前、Amazonで本をまとめ買いしました。自炊すると保管スペースを気にする必要がなくなるので、最近は読み終わった本の数とは無関係に購入する本の数が増えて困っています。

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デッドマン・ワンダーランド 1 (角川コミックス・エース 138-8)

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神の国の歩きかた―萌え萌え日本神話講座―

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