「銀河鉄道の夜」の作者は松本零士氏だったという話
- 作者: 松本零士
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/08/20
- メディア: コミック
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「銀河鉄道の夜」の作者が松本零士氏だったことが分かり、ちょっとと言うかかなり驚きました。最初、この表紙を見たときはてっきり宮沢賢治原作の「銀河鉄道の夜」を松本零士氏が漫画化したのかと思ったのですが、松本零士氏ご本人が原作とのこと。
Amazonに書かれているあらすじは以下。
少年はさみしくなると草むらで星を見る。そこは銀河ステーション――あの人が銀河鉄道でやってくる。宮沢賢治の不朽の名作を得て、『銀河鉄道999』の原典ともなった『銀河鉄道の夜』をはじめ、松本零士の初期SF傑作ロマンを一冊に凝縮。
Yahoo!知恵袋に松本零士氏が「銀河鉄道の夜」をオマージュして「銀河鉄道999」を作ったと書かれていますが、上のAmazonのように「『銀河鉄道999』の原典ともなった『銀河鉄道の夜』をはじめ、松本零士の初期SF傑作ロマンを一冊に凝縮。」と書かれると訳が分からなくなります。
オマージュと「パクリ」を混同してるのが居るが、松本零士氏の「銀河鉄道999」は宮沢賢治氏の「銀河鉄道の夜」を盗作したものではありません。
槙原敬之vs松本零士氏が法廷で対決 のようですが、当の松本さんの... - Yahoo!知恵袋
作者が影響を認め元ネタを知って欲しいと願うのがオマージュ。
Yahoo!オークションに過去に出版されていたコミックの写真がありました。今回8月20に出版される「銀河鉄道の夜」はこれの再版のようです。
この時は、メインタイトルが「ヤマビコ13号」でサブタイトルが「銀河鉄道の夜」だったようです。
それにしても、過去の作品と同じタイトルで著作を発表しても良いものなのでしょうか。これは小説と漫画でジャンルが違うからアリなのでしょうか。たとえば、勝手に「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」というタイトルで小説や実写映画を作っても良いものなのでしょうか。
とにかく、驚きました。